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「歯科」とは!?

      2017/11/09

第一回目のコラムは、「歯科」の成り立ちについて、お話したいと思います。

どのようにして、日本に歯科治療が伝わったのでしょうか?

様々な説があります。

1.南蛮医学、あるいは蘭医学の1つとして、ポルトガルやオランダから渡来
2.渡来した外国人歯科医師によって広められた
3.外国に渡った日本人が歯科医術を習得し、帰国後に広められた
4.中国を経由し、漢学として伝わった

実際には、上記の1つだけでなく、複数の経路で広まったのかもしれません。

国の政策として大きな岐路になったのは、1870年(明治3年)に新政府が医学普及のため、 ドイツ医学の導入を決定したことでしょう。

オランダ医学からドイツ医学への移行が始まり、近代的な歯科治療が一般化されていきます。

ただ、当時は「歯科」という呼び名ではなかったそうです。

1874年(明治7年)に発布された「医制」においては、医学の中の一分野として「口中科」という名前で存在し、 医師、歯科医師の区別もなかったのです。

その後、小幡英之助という人物の働きにより、「口中科」は「歯科」という名称になり、口腔内の治療を専門とする歯科専門医が日本で誕生したのです。

ちなみに、小幡英之助は、東京都における最初の医術開業試験合格者で医師第一号でもあります。

現在の日本の歯科では、「一般歯科」、「小児歯科」、「口腔外科」、「矯正歯科」の4つを総称して歯科と呼ばれること多いです。

歯科医師になるためには、通常、歯学部を卒業し、歯科医師国家試験に合格することが必要条件になっています。

その過程の中で、学生は上記の4つの分野についてある程度は勉強するのですが、資格取得=一人前の歯科医師とはなりません。

知識の面でも、治療技術の面でも、1つ1つの分野がとても奥が深く、一人前の歯科医師になるまでには多くの経験を積む必要があります。

実際、歯科医師になってからも勉強の必要性を感じることは多く、ベテランと言われる年齢になっても、最先端の治療を学ぶために多くの時間と費用をかけている歯科医師は少なくないですね。


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